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エンボス加工についてのまとめ
圧をかけて紙を盛り上げるエンボス加工についてご紹介します。
エンボス加工とは
エンボス加工とは『浮き出し加工』とも呼ばれており、紙に圧をかけることで表面のデザインが浮き出しになる(盛り上がる)加工方法です。
樹脂版や金属で製作された凹凸の両方の版を用い、紙を挟み込み強くプレスします。
紙への圧の影響により表は浮き出し、裏面は凹んだように加工が施されます。
エンボス加工の特徴
- 紙に浮き出しの立体感を出す仕上がり
- 視覚障害を持つ方にも解読しやすく親しみのある加工
- 紙の表面が浮き上がり、裏面が凹んだ状態
- 指定した部分を浮き出す加工
エンボス加工の魅力
- 高級感のある箔押し加工も併用で加工が可能
- デザインが際立ち、部分的に加えても上品さが伝わる
- 格調高い印象と付加価値を付与できる”特別感”
- 見る角度で見え方も変わり多様な表情を楽しめる
- 触覚にも訴えかけられ手触りでも楽しめる
- デザインの主役としての存在感がある
エンボス加工のしくみ
凸版と凹版の2つの版で紙を挟み、圧力をかけます。紙の表面が浮き出し、裏面が凹みます。
用紙と加工のおすすめ
- ヴァンヌーボVホワイト215kg
- スコットランド
(ただし、紙自体に凹凸があるので加工を目立たせたい方にはおススメではありません。)
エンボス加工の種類
-
エンボス加工+箔押し加工
・箔押しと合わせて使用することでお互いの特徴を強調
・通常以上に存在感が強くインパクトが強い
データ作成方法
名刺21のテンプレートをご使用ください。
- 「Desighn_Layout」のレイヤー:"K100%"で加工部分のデザインデータを作成
- 『Kakou(K100%)』(加工部分)のレイヤー:カラー設定で印刷デザイン部分のデータを作成
エンボス加工デザイン
- 印刷デザイン+エンボス加工
印刷が入ることによりデボス加工が目立ちにくくなる - デボス加工のみ
エンボス加工のみだと印刷が入るデザインより、一層加工が際立つ
エンボス加工の注意点
- 凸版と凹版の2版を使用するので細すぎる線などの表現が難しい
- 広範囲のデザインは浮き出しに若干ムラが出やすい
- エンボスが印刷と同じデザインの場合、位置ズレが発生する可能性がある
- 加工の位置に印刷を入れるとエンボスはほぼ目立たない
- 紙が厚くなるほど圧が入りにくくなり、浮き出しが浅くなる
- 裏面にくっきり凹みが生じる
エンボス加工の制作例
まとめ
凹凸だけでも独特な存在感を放つエンボス加工は印刷物のクオリティをあげることができます。ロゴやマークなどを浮き出しておしゃれな演出をするには、ぴったりな加工です。
デザインに奥行きが生まれ落ち着いたシックな名刺を名刺21でご作成下さい。