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箔押し加工についてのまとめ
名刺21でも人気のある箔押し加工に関して、どのような過程で加工が施されるのかご紹介します。
箔押し加工を追加して高級感のあふれる名刺を作ってみましょう。
箔押し加工とは
箔押し加工とは金箔、銀箔などに代表される箔を、熱と圧力で用紙に転写する特殊印刷です。
別名『ホットスタンプ』とも言います。
金・銀だけではなく赤・パール・ピンク・白等のカラーのある箔も選択可能です。
インクでの印刷とは全く違った高級感のある仕上がりになり、ロゴやデザインに箔押しをすると印刷物をより引き立てて魅力的な仕上がりとなります。
箔押し加工の特徴
- 濃色系の紙で印刷表現が難しい場合にも、箔押し加工を追加することで印刷の可能性を広められます。
- 版(押し版)を作製し機械にセットしプレスをすることにより美しい印刷物が完成します。
- 色付きの箔を定着させるので、くっきりとした色の表現が可能です。
- 手に取った方へプレミアム感を演出できます。
箔押し加工の魅力
- デボス、エンボスなどの加工と組み合わせると箔押し部分に厚みを感じさせることができるので、特殊な印刷効果を発揮できます。
- 箔を追加することで金属の質感を表現することができます。
箔押し加工のしくみ
箔押しは金型を使って100度以上の高温でプレス機を使って、熱と圧力で紙に押し転写する特殊印刷です。
実際に転写する際に使われる箔版がこちらです。
デザインして頂いた加工部分がそのまま版として作成されます。
用紙と加工のおすすめ
- マットコート系統、エキストラ系統の用紙との組み合わせをおススメします。
- マットコート光沢ありの上に箔押しをデザインすると、マットコートのマット感と箔のギラギラ感の質感の違いにより効果的な演出が
可能です。 - 高級感をアップさせたい方には、箔押し加工ではなく浮き出し箔押しを追加すると印象的な仕上がりになります。
データ作成方法
名刺21のテンプレートをご使用ください。箔押し加工印刷データをご入稿の際は3つのデータが必要となります。
- 完成イメージファイル:印刷される部分と箔押し加工印刷の部分が入る完成イメージ
- 印刷用ファイル:箔押し加工印刷部分が入る部分のみを削除したデータ(印刷用データ)
- 高級感をアップさせたい方には、箔押し加工ではなく浮き出し箔押しを追加すると印象的な仕上がりになります。
箔押し加工の注意点
- 細かすぎるデザインや小さな加工には向いていません。
- パール箔または白箔は箔色の仕様上、ベタ塗り箇所の上に箔押しすると箔部分にベタ塗りの色が透けることがあります。
印刷仕上がりの箔色の印象が変化しますので、ベタ塗りの上に加工はしないようにお願いします。 - 繊細な図や柄には適しません。
- 箔押し加工は1mm程度のズレ、広範囲のベタ箔押しは、掠れが生じる恐れがあります。
- 箔押しをプレスした際に、裏の面に押し跡が出ることがあります。
- 線は1pt以下、文字は7pt以下は再現できないことがあります。
- 広い範囲でのベタ絵柄で箔押しされるデザインですと、気泡穴が出てしまう場合があります。
箔押し加工の制作例
- 会社のロゴ
- ブランドマーク
- 社名や商品名
- デザインのポイント
まとめ
箔押し加工を追加することで華やかさや高級感を加えて、差別化した名刺を作成することができます。
名刺21では印刷部分がある場合は商品のオフセット印刷『名刺』の用紙からご注文頂き、追加で箔押し加工をオプションとして選択できます。
また印刷が入らない箔押しだけで作成する名刺は『箔押し名刺』という商品があるのでそちらからご注文が
できます。
キラキラプレミアム感があってインパクトの強い箔加工入りの名刺を作ってみましょう。