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初心者必見!名刺を初めて作成する際に注意すべき4つのポイント
名刺作成は自己をPRする重要な販促ツールであるのに、間に合わせで作成してしまう人が多いです。
名刺作成の大切さと、作業が簡単であるのを具体的にご紹介します。
1.名刺を作成する目的を考える
名刺を作成する前に、まず目的を確認する必要があります。その名刺をビジネスに使用するのか、趣味で使用するのかによって大きく名刺の作り方が異なります。
- ● 趣味目的で作成する
- 趣味で名刺を作成する場合は、自己のプロフィールを充実させることが重要です。なぜなら、趣味や特技などをできるだけ多く書いておけば、共通の趣味や特技が見つかる可能性が高くなり話題に困らなくて済むからです。特に自分のやりたいこと、興味があることを書くことをおすすめします。名刺交換の際に話題に上がる可能性があり、運がいいと自分のやりたいことにつながる人を紹介もらえる、イベントに招待してもらえたりします。
- ● ビジネス目的で作成する
- ビジネスで作成する場合は、私的な情報は目的がない限りは不要です。自社のサービス・商品で最も打ち出したい部分を名刺でアピールしましょう。名刺はスペースに限りがあるので、多く情報を盛り込むと見づらくなるので得策ではありません。最も効果的なのは、商品やサービスのコンセプトや理念を載せることです。商品やサービスのスペックや機能だけ載せても、差別化にはなりません。自分の想いや理念を載せることで、お客さんに共感してもらえ、印象にも残しやすくすることができます。
2.名刺で何を伝えたいのかを考える
目的が決まった後は、名刺で何を伝えたいのかを検討する必要があります。自分の働いている会社名は入れるのか、自分のあだ名・ニックネームは載せるかなど悩むところではあります。基本的に名刺に必要な項目は以下の3つが一般的です。もし迷った場合は以下の項目を参考にして情報を組み立てましょう。
- ● 基本情報について
- 名前や連絡先など、名刺にかかせない情報は人それぞれ異なります。場合によっては、プライバシーを守りたいという観点から、名前をニックネームにして連絡先を載せないという方もたまに見かけます。また、ライターやイラストレーターなど、ペンネームがある場合はそちらを載せることが多いです。
- ○ 名前
- 一番覚えてもらいたいのは、やはり名前ですね。どんなに読みやすい漢字でもふりがなは必ず入れたほうがいいでしょう。最近はローマ字でふりがなをふる方も増えています。しかし、名刺を渡す相手が高齢な人が多い場合、日本語でふりがなを振ったほうが覚えてもらいやすくなります。また、趣味で名刺を作成する方は、ニックネームを入れるとフランクな印象になります。
- ○ 連絡先はメールアドレス必須
- 電話番号、メールアドレス、twitterやFacebookのSNSアカウントを入れるのが基本です。趣味で作成する場合、SNSのアカウント情報のみ記載している方もいます。しかし多くのSNSはお互いに登録しなければ連絡をつけることができません。ですから、ビジネスで使用する場合は、最低限メールアドレスは欲しいですね。
- ○ 顔写真や似顔絵はインパクト大!
- 顔写真を載せるのには賛否両論あります。名刺は捨てられることが少ない販促ツールですので、渡せば半永久的に顔写真が相手の手元に残りますから嫌がる人も多いです。少々ハードルは高いですが、インパクトは大きく、渡した相手に忘れられる可能性も低くなります。このような理由から、ビジネスで使用する方は顔写真を入れる方は比較的多いです。顔写真は抵抗があるけどインパクト残したいという方には、似顔絵という手段もあります。
- ● キャッチコピー
- 名前と顔は覚えているけど、どんな人だっけ?と名刺を見ていて思うことありませんか。キャッチコピーは短い文章の中に、その人の一番の「売り」を表現するもの。自分のキャラや印象を位置づけるものなので、覚えてもらえる可能性は上がります。ビジネスライクな場合は会社や商品のキャッチコピーを入れるケースが多いです。活動内容があれば口下手な人でもトークが広がるビジネスでも趣味でも活動内容を入れておけば、その活動に共感してくれる人が名刺を通して集まってくれる可能性が高くなります。また口下手な人は書いておくと、話題を広げるひとつのきっかけになるので、ぜひ入れておきましょう。
3.デザインはみやすさ重視!
- ● 「見やすさ」と「清潔さ」が大事
- 名刺全体のデザインは最も悩むところですが、ビジネスでも趣味でも考えるポイントは同じです。それは「みやすさ」「清潔さ」です。そのためには用紙とフォントとその他追加するイラストやロゴのデザインのバランスが重要になってきます。
- ● 用紙は手触りが大切
- ラメ入りや凹凸のあるものはなるべく避けたほうがよいでしょう。なぜならでこぼこした用紙のせいで文字が歪み、名刺に載せた情報が正しく読まれない可能性があるからです。ですが、手触りにはこだわったほうがよいです。名刺を渡した時に第一印象はじつは視覚ではなく、触覚なのです。そのため、手触りは意外に重要なポイントです。予算に余裕がある方は少しお金をかけてこだわってみましょう。
- ● フォントはさりげなく
- フォントの選ぶポイントは、フォントを統一させることです。肩書きはゴシック、名前は明朝体、連絡先は隷書体と使い分けると、ばらばらで不均整な印象を与えてしまい、文字情報よりもデザインに気を取られてしまいます。こだわりすぎて特殊なフォントを使用するのもNGです。フォントは違和感がないくらいの自然なものを選び、統一させるだけでOKです。
- ● イラストを挿入する
- イラストやロゴはあってもなくてもよいです。あくまで装飾的な要素です。ありすぎてもごちゃごちゃとして見にくい名刺となってしまいます。挿入する場合はバランスが大切になってきます。
4.用途に合わせて印刷方法を変える
外注すべきか自家プリンターで作成すべきか悩むところです。それぞれにもメリット・デメリットはあります。
- ● 外注する場合
- 外注で行う場合、印刷方法を選べるケースが一般的です。また角丸加工、点字加工、2つ折りなど加工オプションをあわせて行ってくれることが大半なので、幅広い組み合わせの名刺を作成することができます。こだわりがある人にとっては外注に印刷を依頼した方がベターでしょう。
- ● 自力で行うか
- 自力で行う場合、名刺用の印刷用紙を購入する必要があります。市販で売られている名刺用の印刷用紙はさほどバリュエーションがありませんが、安く早く作成する方はこちらがいいでしょう。ただし厚い紙を使用することができませんので、どうしてもペラペラの名刺になってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。簡単でしたが、名刺作成するにあたってのポイントをまとめさせていただきました。名刺も単純なデザインそうに見えてじつは奥が深いのです。ぜひ参考にしてみてください。