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画像の解像度
印刷の基礎知識
Adobe Illustratorデータ作成:画像の解像度
解像度について

解像度とは、画像を成している点が1インチにいくつ入るかを数字で表したことで、画素の密度を示す数値であります。下記のイメージのように解像度が高くなるほどピクセルの大きさは小さくなり、高精細な画像になります。
段位としては「ppi(Pixel per inch)」や「dpi(Dot per inch)」、「lpi(Line per inch)」などがあります。「ppi」はディスプレイやビットマップ画像における解像度を示す単位として使用されていますし、「dpi」はコンピュータ上で用いる画像データの精度をプリンタサイズに対して表す単位として使用されています。「lpi」はスクリーン線数の単位で、1インチあたりの網点の密度を表します。
※ Photoshopでは画像解像度を「ppi」で表記しますが、印刷など出力時には「dpi」と表記します。

ウェブサイト用の画像は基本72dpiを使用します。72dpiというのはOSが用いる標準数値(Macの場合、Widowsは96dpi)であって、画面表示用の解像度となります。つまり、上記イメージの場合はそれぞれの解像度をサンプルイメージとして表現していますが、すべてが72dpiで再現されたイメージだということを指します。
印刷用の画像は最低300dpiで、適正な解像度としては350dpi以上となります。印刷用の画像に72dpiの画像を使用しますとパソコンの画面ではキレイに見えますが実際印刷物ではイメージのピクセルが目だち、ガタガタな状況で仕上がってしまいます。
解像度のチェック

「ウィンドウ」メニュー→「ドキュメント情報」をクリックします。ドキュメントの情報欄のメニューから「リンクされた画像」や「埋め込まれたリンク」をクリックしてご確認となる画像を選択してください。