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加工付きテンプレートの使い方
印刷の基礎知識
Adobe Illustratorその他:加工付きテンプレートの使い方
加工付きデータのテンプレートとデータ作成
『Kakou』(加工部分)のレイヤーが追加されました。
『印刷部分』と『加工部分』を合わせた完成イメージデータでの入稿になります。
加工データのテンプレート加工作成方法が更新されました。
更新前は加工テンプレートが3点必要でしたが更新後は”完成イメージ”のみ、ご入稿が必要となりデータ作成が簡潔化されました。
【更新前】
- 完成イメージ
- 印刷部分
- 加工部分
【更新後】
- 完成イメージデータ
- ※既存の完成イメージ(仕上がりイメージデータ)に該当します。
- ※加工のデーターはレイヤーでの取り扱いとなります。
更新後の加工データ作成作業は『Kakou』レイヤーにK100%で加工データを作成となります。以下の方法でデータに加工を作成してください。
初心者が知りたいレイヤー
初めてイラストレーターでデータを作成する方のためにレイヤーの基礎知識を簡単にご紹介します。
『層』、『層なり』などと呼ばれイラストレーターではアートボードというキャンパスの作業台で、オブジェクトが描かれた複数のレイヤーを重ねてイラストを描きます。
レイヤーを扱う上で必要なのは、レイヤーパネルです。ここでは簡単にレイヤーパネルの使い方を紹介します。
レイヤーパネルが表示されていない場合、メニューから『ウィンドウ』>『レイヤー』を選択してレイヤーパネルを表示させてください。
レイヤーのご案内
『Kakou(K100%)』(加工部分)
"K100%"で加工のデザイン指定はこちらのレイヤーで作業してください。
『Design_Layout』(印刷部分)
加工の色指定と印刷データはこちらのレイヤーで作業してください。
加工付きデータの作成の手順
① CMYKで印刷データ作成
② 『Kakou』のレイヤーに加工指示をK100%でお願いします。
③ ①と②が合わさった完成データ入稿データはこちらだけのデータです。
例Aは銀箔加工を入れる場合を例にしています。箔押し加工は1mm程度のズレ、広範囲のベタ箔押しは、掠れが生じる恐れがございます。
① CMYKで印刷データ作成
② 『Kakou』のレイヤーに加工指示をK100%でお願いします。
③ ①と②が合わさった完成データ入稿データはこちらだけのデータです。
例Bはエンボス加工を入れる場合を例にしています。エンボス加工は1~2mm程度のズレが生じる場合がございます。
※加工データの指示はは必ずK100%で作成し色を入れないようにしてください。(②に該当)
※加工データの色の指定は必ず印刷データで指定してください。(①に該当)
データでの加工指示方法
更新後の加工データ作成作業は『Kakou』レイヤーにK100%で加工データを作成となります。以下の方法でデータに加工を作成してください。
①『印刷部分』と『加工部分』のデータを区別するため、それぞれ別々のレイヤーで扱ってください。『加工部分』のデータを編集する前に『Design_Layout』(印刷部分)のレイヤーにロックを掛けてください。
②次に『Kakou』(加工部分)のレイヤーを選択し加工データを編集します。K100%指定で加工を入れたい部分にデザインを配置し、加工データを作成ください。
③『印刷部分』と『加工部分』を合わせたデータが入稿するための完成データとなります。最後に加工編集のためにロックをかけていた『Design_Layout』(印刷部分)レイヤーのロックを解除してください。
複数の加工データを追加したい場合
複数の加工を追加する場合はそれぞれ違うレイヤーで加工のデータを編集してください。レイヤー名も追加加工名で編集していただけますようお願いいたします。
レイヤーに『部分コーティング』と『金箔』を追加しご編集ください。
レイヤーに『赤箔』と『銀箔』を追加しご編集ください。
レイヤーに『箔押し』と『エンボス』を追加しご編集ください。