名刺21トップ ≫ テクニカルガイド ≫ 画像の埋め込み
画像の埋め込み
印刷の基礎知識
Adobe Illustrator画像:画像の埋め込み
画像の状態表示
画像の状態表示
デザインの中に画像データを使用した場合、リンクパネルには配置した画像の状態が表示されます。
● 埋め込み画像
画像をイラストデータの中に埋め込んだ状態で、左側イメージの「Key Plate.jpg」のように図形のイメージが表示されます。データを埋め込む前よりデータの容量は大きくなりますが、リンク切れなどのトラブルはなくなります。
● リンク画像 - 画像をイラストデータに埋め込まず、リンクの形で表示する状態です。
右側イメージの「Yellow.jpg」とか「Magenta.jpg」のように状態表示はありません。イラストデータの容量は埋め込んだデータより小さいが、リンク切れなどのトラブルの恐れがあります。
● リンク切れ - 保存データを開く際、リンク画像の状態で配置された画像が指定の経路に存在しない
場合リンク切れといいます。イラストデータ保存後、リンクファイル名の修正やリンクファイルのみを他の場所に移したりした場合はリンク切れとなります。リンク切れとなったデータを開く時は下記のメッセージが出力され、右側イメージの「Cyan.jpg」のように赤いⓧイメージが表示されます。
※ イラストバージョンによってはキャプションマークイメージが表示されます。
● 孤立点の削除方法
「選択」メニュー→「オブジェクト」→「テキストオブジェクト」を選択した際に右のイメージのような何も情報がないテキストオブジェクトがありましたら「Del」キーで削除してください。
削除した後は念のため、「書式(文字)」メニュー→「フォント検索(フォントの検索・置換)」でフォントが残っていないかご確認ください。
画像の状態表示
「リンク切れ」の状態になった画像は該当画像を再設定することで解決できます。再設定はイラストのリンクパネルから「リンク切れ」になった画像を選択してメニューから「リンクを再設定」を押して行えます。再設定を終えたリンク画像は赤いⓧのイメージがなくなります。
リンクの埋め込み
1.
既に「リンク画像」の状態である画像の場合、イラストのリンクパネルから埋め込みする画像を選択してメニューから「画像を埋め込み」を選択して行えます。埋め込まれた画像には右側に図形のイメージが表示されます。
2.
最初から画像を「埋め込み画像」の状態に配置する方法もあります。「ファイル」メニュー→「配置」で下段の「リンク」のチェックを外して「配置」をすると「埋め込み画像」として配置されます。
※ 画像を埋め込む際、色相やサイズ、位置などが変わることもありますので一つずつご確認の上に行うようにしてください。
※ 画像の配置場所はイラストのリンクパネルのメニューから「リンクへ移動」を選択することでご確認できます。