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よくあるデータ不備・修正方法まとめ
よくあるデータ不備ランキング5選をご紹介します。入稿前にチェックしてデータ不備を防ぎ、完全データでのご入稿をお願いします。
データチェックとは
初めて印刷を注文する方にとっては「データチェックって何?」と、疑問に思われるかたも多いと思います。
この工程は美しい印刷の仕上がりのために必要な大切なプロセスとなります。
名刺21ではお客様からのデータをご入稿いただき、営業時間内に簡易データチェックを行い印刷に進めています。
データチェックの際に、印刷に進めることのできるデータかどうかチェックを実施しています。
データチェックの方法は2通りあります。
「自動データチェック(名刺商品のみ)」と「オペレーターチェック」からチェック方法の選択が可能です。
「自動データチェック」はAIの自動チェックにより、印刷に進行できるデータかその場で即確認可能な自動チェックです。
「オペレーターチェック」は弊社のデータチェック担当者によって行われ、データに不備がある際には不備内容のメールをお送りしています。
データ不備とは
データを作成して入稿するとき、データ不備が原因で印刷に進めないケースがよくあります。
時間をかけて作成したデータが印刷の際に、トラブルになるのは避けたいですよね。
作成の際に小さな注意を心がけることで、データ不備によるトラブルを避けることができます。
印刷データとして不備がある場合、確認のご連絡も必要となります。
お客様の大切なお時間を奪うことになるほか、作業が止まってしまうと納期にも間に合わなくなったりします。
そのため、どのようなデータが不備に該当するのか、知っておくことが肝心です。
今回はよりスムーズに入稿できるよう、名刺21でよくあるデータ不備ランキング5選を紹介します。
第1位 フォントの不備(OL)
アウトライン化とは文字情報を図形化し、フォントがないなどのトラブルを防ぐことができます。
アウトライン化されていないと、意図しないフォントや文字化けで印刷される可能性があります。
文字デザインはすべてアウトラインを形成上、データの保存をお願いします。
・アウトライン化する方法
①「右クリック」→「アウトラインを作成(O)」をクリック
②「上段メニューバー」→「書式」→「アウトラインを作成(O)」をクリック
③短縮キーでアウトライン化する方法
【Mac】command + shift + O
【Win】Ctrl + shift + O
第2位 画像データのリンク画像不備
入稿していただいたデータを開いた時に、画像を入れた部分が「バッテン」に表示されることがあります。
このまま印刷工程に入ると、画像なしの印刷結果となってしまいます。
画像が1つでも埋め込まれていないと印刷に進むことができません。
また、画像をリンクされた場合は必ず、リンクファイルを同じフォルダ内に入れてご一緒にお送りください。
・埋め込み方法
画像を選択した状態で「上段メニューバー」→「埋め込み」をクリック
第3位 注文内容とデータの内容が違う
注文フォームで商品、用紙、サイズ、カラー、枚数、件数など、印刷条件をご選択していただきます。
例)ご注文フォームでは「片面カラー」を選択していますが、実際の入稿データの情報が「両面カラー」
だった場合等、ご注文とデータの違いが例として挙げられます。
その場合は、一度お客様に確認を頂いてから印刷作業に進めさせて頂きます。納期が送れる可能性がございます。
注文フォーム画面でご確認頂きまして、入力の誤りには十分お気を付けください。
第4位 塗り足し不備
印刷用紙のフチまでデザインが印刷されているデザインの場合は「塗り足し」が必要となります。
「塗り足し」がないデータは紙の縁に余白(用紙部分)ができてしまいます。
そのため仕上がりがフチまでデザインがある場合は、塗り足しのデータ作成が必要です。
・名刺21の商品別に必要な塗り足し
【1mm】 名刺・箔押し名刺・二つ折名刺・ホワイト印刷・商品タグ・部分コーティング・はがき
【2mm】 三層合紙名刺・プラスチックカード・エポキシエンボス名刺・クリアファイル・ホログラムカード
【3mm】 ステッカー
【5mm】 デジタルステッカー
【10mm】 型抜きカード
第5位 加工データの不備
追加オプションで加工を選択して頂くと入稿データに「印刷加工データ」が必要となります。
データのつくり方は至ってシンプルでレイアウトを作業するレイヤーとは別に、加工レイヤーを作成してください。
この時に加工レイヤーには加工が必要なデザインだけを、K100%で作成をしてください。
加工オプション追加でのご注文の際は名刺21のオリジナルテンプレートをご利用ください。
・オリジナルテンプレートダウンロード
・加工付きテンプレートの使い方
まとめ
今回は、名刺21の入稿の際によくあるデータ不備が原因で起こるトラブルを5点紹介しました。
このようなトラブルがあった場合、確認のご連絡やデータの差し替えが必要となります。
思わぬ納期への遅れが生じることもございます。
注文をスムーズに大きな手間をかけないために、入稿前に不備がないか確認しましょう。