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知っていますか名刺の一般サイズ?91㎜×55㎜
普段何気なく名刺交換をしている名刺ですが、一般的な名刺のサイズは何mm×何mmかご存知でしょうか。
どこの業者でも共通で、名刺21でも入稿の際には名刺の一般サイズが規定されています。今日は名刺の一般的なサイズに関してご紹介いたします。
名刺21 一般サイズ91㎜×55㎜
実ははっきりとしたサイズは知らなかったという方も中にはいらっしゃるかと思います。
名刺の一般サイズは91㎜×55㎜です。
- ● 一般サイズ91㎜×55㎜は黄金比率
- なぜ一般的な名刺のサイズが91㎜×55㎜何でしょうか。名刺の由来は様々ありますが理論的に納得できるのは以下の由来です。
- 日本の昔の尺度は「尺」、「寸」を利用していた。
- 長辺が3寸(約9㎜)、その寸にぴったりな黄金比1:(√5-1)(約1.618)である短辺(55mm)が用いられた。
- ● 名刺の4号と9号は同じサイズ
- また一般的にはこの一般サイズはほとんどがサイズ規格は「4号」です。
91㎜×55㎜は通常4号というのですが大阪ではではこのサイズが「大阪9号」と呼ばれているので、関東と関西では読み方が違ってきます。 他の商品ではこんな違いがあまりないので珍しいかもしれません。
地域では大阪9号と呼ばれて言いますが、名刺業界では4号と呼んでいるとのことです。
大阪では9号で注文が入ってももちろんサイズは4号サイズで仕上がります。 - ● 大きな用紙に印刷され名刺は周りを断ち落とす付け合わせ
- 名刺のデータ作成においては91㎜×55㎜のサイズでデータの作成に取り掛かると思います。しかし、データ作成にあたっては単純に91㎜×55㎜で取りかかると思ったデザインに仕上がりません。何故かというと名刺サイズの用紙に印刷されないからです。大きな用紙に同じ仕様の印刷物を一つの版に付け合わせて一度に印刷をします。
付け合わせ印刷は複数のデータを一つの版に合わせて印刷するため、データごとの色校正が不可能です。 - ● 上下左右に1㎜ずつプラス
- データを作成する際には名刺サイズの外側上下左右に1㎜ずつ考慮して、名刺のふちがきれに仕上がるよう作成します。
名刺サイズは、91㎜×55㎜となりますが断裁の際によるずれが発生など、完璧に切ることはできないため1㎜ずつプラスしています。 - ● 世界における一般名刺のサイズ
- 日本の名刺は世界的にみると少しだけ大き目の名刺になります。
単独印刷
付け合わせ印刷
まとめ
名刺サイズの規定は思ったより奥が深い基準があります。みなさんも名刺21で黄金比率のサイズで名刺を作成してみませんか。また名刺を作成するさいには断裁のことを考えて左右に1㎜ずつ考慮し、余白に余裕を持たせてデザインをしてみましょう。